【国・チーム概要】
人口:約1200万人 国土面積:約163,600平方キロメートル 首都:チェニス 公用語:アラビア語
北アフリカ、地中海に面し、アルジェリアとリビアに国境を接する
国土面積は日本の約2/5ほどである
アラブ人が大多数で、先住民はごくわずか
サッカーは国民的なスポーツとして絶大な人気を誇ります
チュニジア代表は「カルタゴの鷲」として知られ、アフリカサッカー連盟の中でも強豪国の一つです
ワールドカップへは今回含め3大会連続7回目の出場となりますが、決勝トーナメント進出は果たせていません
1978年の初出場の際にメキシコを相手にアフリカ勢といてワールドカップ初勝利をあげています
また、2022年大会では前回準優勝国のフランスに1-0で歴史的勝利を収めています
FIFAランキング:40位(2025/11/19付) 43位(2025/10/17付)

【アフリカ予選】
チュニジアはグループHを圧倒的な成績で通過し、本大会出場権を獲得しました
| 順位 | チーム | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
| 1 | チュニジア | 9 | 1 | 0 | 22 | 0 | 28 |
| 2 | ナミビア | 4 | 3 | 3 | 13 | 10 | 15 |
| 3 | リベリア | 4 | 3 | 3 | 12 | 10 | 15 |
| 4 | マラウイ | 4 | 1 | 5 | 11 | 10 | 13 |
| 5 | 赤道ギニア | 3 | 2 | 5 | 9 | 16 | 11 |
| 6 | サントメ・プリンシペ | 1 | 0 | 9 | 7 | 28 | 3 |
| TUN | NAM | LBR | MWI | GNQ | STP | |
| チュニジア | - | 0-0 3-0 | 1-0 3-0 | 1-0 2-0 | 1-0 1-0 | 4-0 6-0 |
| ナミビア | 0-0 0-3 | - | 1-1 1-3 | 1-0 1-2 | 3-0 1-1 | 2-0 3-0 |
| リベリア | 0-1 0-3 | 1-1 3-1 | - | 0-1 2-2 | 3-0 1-1 | 1-0 2-1 |
| マラウイ | 0-1 0-2 | 0-1 2-1 | 1-0 2-2 | - | 0-1 3-0 | 3-1 0-1 |
| 赤道ギニア | 0-1 0-1 | 0-3 1-1 | 0-3 1-1 | 1-0 0-3 | - | 2-0 3-2 |
| サントメ・プリンシペ | 0-4 0-6 | 0-2 0-3 | 0-1 1-2 | 1-3 1-0 | 0-2 2-3 | - |
【主力選手】
チュニジア代表チームは、国内リーグの強豪クラブ(エスペランス・チュニス、クラブ・アフリカンなど)に所属する選手と、ヨーロッパや中東のクラブで活躍する選手で構成されています
エリエス・スキリ Ellyes Skhiri(ドイツ:フランクフルト) MF 1995/5/10生 185/73
守備の要。豊富な運動量とボール奪取能力で中盤を支配する世界レベルの守備的MF。
ハンニバル・メイブリ Hannibal Mejbri(イングランド:バーンリーFC) MF 2003/1/21生 177/77
若手期待のタレント。攻撃的なポジションで創造性をもたらす、テクニックに優れた司令塔候補。
アイサ・ライドゥニ Aïssa Laïdouni(カタール:アル・ワクラSC) MF 1996/12/13生 179/75
中盤のダイナモ。激しいタックルと推進力のあるボール運びが持ち味のハードワーカー。
モンタサル・タルビ Montassar Talbi(フランス:FCロリアン) DF 1998/5/26生 190/81
最終ラインの中心選手。空中戦と的確なカバーリングに優れるセンターバック。
アリ・アブディ Ali Abdi(フランス:ニース) DF 1993/12/20生 180/73
左サイドバック。豊富な運動量で攻守に貢献し、予選でも得点を挙げている攻撃参加が魅力。
ユセフ・ムサクニ Youssef Msakni(カタール:アル・アラビ) FW 1990/10/28生 175/73
長年にわたりチームの攻撃を牽引してきたベテランアタッカー。キャプテンを務めることも多い精神的支柱。
【チーム特徴・注目度・展望】
アフリカ予選 グループHでは9勝1分 全試合無失点という驚異的な守備力を見せています
対戦国の力がかなり劣るとはいえ、無失点というのはかなりのアピールポイントになりそうです
組合せ次第では、悲願のグループリーグ突破の道が開けるかもしれません
【備考】
チュニジア料理は地中海料理の影響が強く、オリーブオイルとスパイスを豊富に使うのが特徴です
チュニジアは世界有数のオリーブ生産国で、特産品となっています