【グループE チーム情報】
| ポット | チーム | WC出場 | FIFAランク 1/20付 | 予選成績 | チーム 紹介 |
| 1 | ドイツ Germany | 19大会連続 21度目 | 10 | 欧州予選 グループA 5勝1敗 | 出場国紹介 ドイツ Germany |
| 2 | エクアドル Ecuador | 2大会連続 5度目 | 23 | 南米予選 8勝8分2敗 2位 | 出場国紹介 エクアドル Ecuador |
| 3 | コートジボワール Cote d’Ivoire | 3大会ぶり 4度目 | 37 | アフリカ予選 グループF 8勝2分 | 出場国紹介 コートジボワール Cote d’Ivoire |
| 4 | キュラソー Curaçao | 初出場 | 81 | 北中米カリブ海予選 グループB 3勝3分 | 出場国紹介 キュラソー Curaçao |
【グループE 展望】
ドイツ、エクアドル、コートジボワールの3つ巴の戦いになるが、ドイツがやや有利か
ドイツは2018年大会、2022年大会と2大会連続でグループステージで敗退し、2002年大会:準優勝、2006年大会:3位、2010年大会:3位、2014年大会:優勝の成績から急降下してしまった
今回も油断はできないが、前2大会を踏まえて万全の状態で臨むことになる
低迷期を脱し、ユリアン・ナーゲルスマン監督のもとで新陳代謝が進んだ「新生ドイツ」としての形が見えてきました
欧州予選グループAでは、初戦こそスロバキアに敗れる波乱がありましたが、その後は5連勝と立て直し、最終戦ではスロバキアに6-0で完勝してリベンジを果たしています
2023年に就任したナーゲルスマン監督は、当初2024年までの契約でしたが、手腕が高く評価され2028年まで契約を延長しました
ユーロ2024を最後に、トニ・クロース、マヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー、イルカイ・ギュンドアンといった黄金時代を支えた重鎮たちが代表を退きました
現在はヨシュア・キミッヒがキャプテンとしてチームを牽引しています
現在のチームは、世界最高クラスの若手が攻撃の核となっています
フロリアン・ヴィルツ(リバプール)とジャマル・ムシアラ(バイエルン)の若き天才コンビが攻撃の中心です
ドイツ代表では、二人のコンビが「ヴィルツィアラ」の愛称で親しまれ、世界最高レベルの若手デュオとして期待されています 「どちらが主役か」ではなく、「二人で一人の司令塔」のように機能しています
ヴィルツが「戦術眼とパス」でゲームを組み立て、ムシアラが「個の突破」でカオスを生み出すという最強の補完関係にあります
17歳の逸材レナート・カール(バイエルン)や、ストライカーのヨナタン・ブルカルト(フランクフルト)など、新たな顔ぶれが次々とA代表に絡んでいます
ノイアーが抜けたGKの座は、アレクサンダー・ニューベルやオリヴァー・バウマンらが争っており、守護神の固定が現在のテーマの一つです
圧倒的なポゼッションを誇る一方で、格下相手に手こずる場面もまだ見られ、本大会までにストライカーの固定が急がれています
2026年3月27日にスイス代表 3月30日にガーナ代表との親善試合が予定されています
本大会に向けての代表選出のサバイバルが始まります
3月の親善試合の結果を参考にチーム状態がどのようであるかを注視していきたいと思います
エクアドルは強豪ひしめく南米予選を2位で通過してきました
セバスティアン・ベカセセ監督のもと、南米予選でアルゼンチンを破るなど「史上最強」とも言われる現在のエクアドル代表 本大会での躍進に期待がかかるところです
過去4回の出場では、2006年大会で唯一グループリーグを突破していますが、その他の大会でもあと一歩で突破というところまで迫っていました
2002年大会:対イタリア戦0-2 対メキシコ戦1-2 対クロアチア戦1-0 1勝2敗の4位で敗退
2006年大会:対ポーランド戦2-0 対コスタリカ戦3-0 対ドイツ戦0-3 2勝1敗の2位でグループリーグ突破
Round16 対イングランド0-1で敗退
2014年大会:対スイス戦1-2 対ホンジュラス戦2-1 対フランス戦0-0 1勝1分1敗の3位で敗退
2022年大会:対カタール戦2-0 対オランダ戦1-1 対セネガル戦1-2 1勝1分1敗の3位で敗退
今大会では初戦コートジボワール戦が最大の勝負どころとなります
2026年3月31日にオランダ代表との親善試合が予定されています
W杯本大会でドイツと同組になったエクアドルにとって、同じ欧州の強豪であるオランダとの対戦は、本大会に向けた極めて重要なシミュレーションとなります
また未定交渉中ですが、3月27日にはモロッコ代表との親善試合も予定されています
本大会に向けて攻撃力豊かなチームをどのように抑えきるかチーム状態を注視していきたいと思います
コートジボワールは3大会ぶり4度目の出場となります
2006年大会:対アルゼンチン戦1-2 対オランダ戦1-2 対セルビアモンテネグロ戦3-2 1勝2敗の3位でグループリーグ敗退
2010年大会:対ポルトガル戦0-0 対ブラジル戦1-3 対北朝鮮戦3-0 1勝1分1敗の3位でグループリーグ敗退
2014年大会:対日本戦2-1 対コロンビア戦1-2 対ギリシア戦1-2 1勝2敗の3位でグループリーグ敗退
過去3度の出場では、いずれもあと一歩の3位での敗退となっていますが、強豪国とも接戦を演じています
今回のアフリカ予選では、8勝2分の無敗で突破してきました
また、先のアフリカ・ネーションズカップでは準々決勝でサラー率いるエジプトに2-3で敗れ敗退となりましたが、前回優勝国として存在感を示すことはできました
ワールドカップ本戦ではドイツ、エクアドルとの争いになると思われますが、初戦のエクアドル戦が大一番となります
ここで勝利できるようであればグループリーグ突破につながるでしょう
ドログバらを擁した黄金時代でさえ、あと一歩で決勝トーナメントを逃してきましたが、今回はグループリーグ突破はもちろんさらにその先を狙えるチーム力を備えています
フランク・ケシエやイブラヒム・サンガレのような経験豊富なリーダーと、アマド・ディアロ、シモン・アディングラのような爆発力のある若手が融合した「歴代最高クラスのバランス」を誇っています
過去の黄金世代が成し遂げられなかった『16強の壁』を突破し、アフリカ勢の誇りとしてベスト4以上を目指す
これが、今大会に挑むエレファンツの明確なミッションです
キュラソーはジャマイカを抑えての初出場
わずか人口15万人の国の出場は驚きというほかありません
この組ではかなりの格下となり、勝利を挙げることはかなりの困難になると思われます
まずは初得点、初勝ち点あげる
「小さな島国でも、世界の強豪と対等に戦えることを証明する」ことが、国を挙げた最大のテーマです
「15万人の奇跡を世界に見せつける」 初の大舞台に挑むキュラソー代表の揺るぎない目標です
【グループE 順位予想】
1位:ドイツ 2位:コートジボワール 3位:エクアドル 4位:キュラソー
油断さえなければドイツの優位は動きませんが、2大会連続でグループリーグ敗退の呪縛が重くのしかかります
しかし今大会は3位でもグループ抜け可能なのでそこまで神経質になる必要もなく本来の実力を発揮できるかと思います
注目は初戦のエクアドルvsコートジボワールです
両チームにとっての大一番、ここで敗れると一機に苦境に立たされます
エクアドルの堅守をどのようにコートジボワールがこじ開けるのか注目です
