【国・チーム概要】
人口:約34720万人 国土面積:約9,867,000平方キロメートル 首都:ワシントン 公用語:英語
アメリカ合衆国は、北アメリカ大陸の中央部に位置し、世界第3位の面積を誇る広大な国です
アメリカは「本土(48州)」と「アラスカ州」「ハワイ州」から構成されています
北側は、カナダと接し、この国境線は世界最長の直線国境として知られています
南側は、メキシコと接しており、リオ・グランデ川が天然の境界線の一部となっています
東側は、大西洋に面し、ヨーロッパとの歴史的なつながりが深いです
西側は、太平洋に面し、アジア・オセアニア地域への玄関口となっています
アメリカの地形は、西が高く東が低い「西高東低」が基本です
広大な国土のため、地域によって気候が劇的に異なり、一般的に「西経100度線」を境に、東側が湿潤、西側が乾燥という特徴があります
中央平原は「世界のパン籠」と呼ばれ、小麦やトウモロコシの巨大な農業地帯です
テキサス州やアラスカ州は、その地質学的特徴から石油・天然ガスの宝庫となっています

アメリカでは、伝統的な「4大スポーツ」を中心に非常に多様なスポーツが親しまれています
2025年現在でも、アメリカンフットボール(NFL)が「国民的スポーツ」として圧倒的な1位を維持しており、続いてバスケットボール、野球、アイスホッケーが人気を博しています
サッカーは「かつてない転換期」にあり、長年「マイナースポーツ」や「子供の遊び」と揶揄されてきた時代は終わり、現在は「第4のメジャースポーツ」としての地位をアイスホッケー(NHL)から奪い、さらには野球(MLB)の背中を追うほどの急成長を見せています
メッシ選手の移籍や2026年ワールドカップの北米開催を控え、子供たちの間では野球を凌ぐ競技人口になっています

ワールドカップへは今回含め2大会連続12回目の出場となります
FIFAランキング:14位(2025/11/19付) 16位(2025/10/17付)

【北中米・カリブ海予選】
今回は開催国で予選は免除されています

【主力選手】
サッカー男子アメリカ代表(USMNT)は、2026年の自国開催ワールドカップを控え、史上最強とも言われる「黄金世代」を迎えています
特に、2024年秋に就任した名将マウリシオ・ポチェッティーノ監督のもと、欧州のトップクラブで主力として活躍する選手たちがチームの中核を担っています
クリスチャン・プリシッチ Christian Pulisic (イタリア:ACミラン) FW 1998/9/18生 178/
  「キャプテン・アメリカ」の異名を持つ絶対的エース ドリブル突破と決定力が武器です
ウェストン・マッケニー Weston McKennie (イングランド:リーズ) MF 1998/8/28生 185/
 驚異的な運動量と空中戦の強さを誇るボックス・トゥ・ボックスのミッドフィルダー
ジョヴァンニ・レイナ Giovanni Reyna (ドイツ:ボルシア・ドルトムント) MF 2002/11/13生 185/79
 チーム随一のテクニックと創造性を持つ司令塔 怪我に悩まされる時期もありましたが、万全なら攻撃のタクトを振るう最重要人物
フォラリン・バログン Folarin Balogun (フランス:モナコ) FW 2001/7/3生 178/ 
 イングランド代表からの帰化を選択した待望の点取り屋 裏への抜け出しと鋭いシュートが持ち味です
ティモシー・ウェア Timothy Weah (フランス:マルセイユ) FW 2000/2/22生 182/
 元リベリア大統領ジョージ・ウェア氏の息子 圧倒的なスピードを活かしたサイドでの突破が魅力
タイラー・アダムス Tyler Adams (イングランド:ボーンマス) MF 1999/2/14生 175/68
 チームの心臓 危機察知能力に長け、中盤の底でピンチを未然に防ぐ 彼の不在はチームの安定感に直結
アントニー・ロビンソン Antonee Robinson (イングランド:フラム) DF 1997/8/8生 182/77
 プレミアリーグでも屈指の走力を誇るサイドバック 左サイドからのクロスは重要な得点源
クリス・リチャーズ Chris Richards (イングランド:クリスタル・パレス) DF 2000/3/28生 188/87
 現代的なセンターバックで、対人守備の強さと足元の技術を兼ね備えています
マリク・ティルマン Malik Tillman (ドイツ:レヴァークーゼン) MF 2002/5/28生 188/98
 若きプレーメイカー 2025年の代表MVP候補にも挙がるほどの急成長を見せています
マット・ターナー Matt Turner (アメリカ:ニューイングランドR)  GK 1994/6/24生 190/79
 至近距離からのシュートに対する反応が非常に速く、いわゆる「ビッグセーブ」でチームを救う場面が多々ある
マックス・アーフステン Max Arfsten (アメリカ:コロンバス・クルー) DF 2001/4/19生 185/77
 ロビンソンのバックアップとしてだけでなく、より攻撃的なオプションとしての地位を確立

チーム特徴・注目度・展望】
アメリカ男子代表(USMNT)はマウリシオ・ポチェッティーノ監督のもと、「組織的なカオス」をキーワードに、「過去最強」との呼び声高い状態で2026年イヤーへと突入します
守備時は 4-2-3-1 ですが、攻撃時には右サイドバックが中へ絞り、左のアントニー・ロビンソンが高い位置を取る 3-4-2-1 のような形へスムーズに変化します これにより、相手に的を絞らせない攻撃が可能です
2025年後半のウルグアイ戦(5-1で勝利)で見せたように、決まった型に固執せず、選手の創造性を活かした「相手を混乱させる動き」が浸透しています
クリスチャン・プリシッチがキャリア最高のフォームを維持しており、一人で試合の流れを変える「格」を備えています
伝統的な強みである高いアスリート能力に加え、欧州5大リーグで培われた戦術眼が融合し、90分間ハイインテンシティなプレーを継続できます
ポチェッティーノ監督が「予測不可能」であることを重視して常にスタメンやフォーメーションを入れ替える(2025年は56名もの選手を起用)ため、時として選手間に連携ミスや迷いが生じることがあります
2025年前半のパナマ戦のように、戦術が浸透していない段階では、格下を相手に自滅する脆さも見られました
キャプテンのタイラー・アダムスが2025年12月に膝(MCL)を負傷し、長期離脱を余儀なくされています
彼の代わりを務められる「守備のスペシャリスト」が不足しており、彼がいないと守備の強度が劇的に落ちる傾向があります
アントニー・ロビンソン(左サイドバック)など、代えのきかない選手の怪我がチーム全体のシステムを崩すリスクを抱えています

【備考】
アメリカのサッカーリーグは、欧州の一般的なスタイルとは異なり、NFLやNBAといったアメリカのプロスポーツ特有のビジネスモデルを採用しているのが最大の特徴です
メジャーリーグサッカー(MLS)は、アメリカとカナダのチームで構成されるトップリーグです
チーム数は、2025年シーズンは30チーム(サンディエゴFCが新規加入)
成績が悪くても下位リーグに落ちることはなく、より投資が守られ、クラブの資産価値が非常に高いのが特徴です
レギュラーシーズンの後、上位チームによるトーナメント「MLSカップ」を行い、真の王者を決めます
リーグ全体の戦力を均衡させる(パリティ)ための仕組みがあります
各チームが選手に払える年俸総額に上限があります(サラリーキャップ)
サラリーキャップの枠外で高額年俸を支払える枠(通常3名)があり、メッシやベッカムはこの枠で加入しました
スーパードラフトは、大学サッカーの有望株を指名する、アメリカらしい制度です
アメリカは女子サッカーが世界最強クラスであり、プロリーグ「NWSL」も非常に高い人気を誇ります
2024-2025年にかけて観客動員数が激増しており、一部の試合では男子のMLSを凌ぐ熱狂を見せることもあります