【国・チーム概要】
人口:約5110万人 国土面積:約100,400平方キロメートル 首都:ソウル 公用語:韓国語
韓国(大韓民国)は、アジア大陸の北東部から南に突き出した朝鮮半島の南半分を占めています
北は軍事境界線(38度線付近)を挟んで北朝鮮と接し、海を隔てて東には日本、西には中国があります
面積は、日本の約4分の1、関東地方と東北地方を合わせた程度の広さです
国土の約70%が山地です
山が東側に偏っているため、大きな川の多くは西(黄海)または南(朝鮮海峡)へと流れます
西部・南部には肥沃な平野が広がり、農業(稲作)が盛んです
東海岸は、海岸線が単調で水深が深く、砂浜が多いのが特徴です
西・南海岸は、非常に複雑に入り組んだリアス式海岸で、3,000以上の島々が点在します
日本と同様に四季がはっきりしていますが、大陸に隣接しているため、日本よりも大陸性気候の影響を強く受けます

韓国では、伝統的なスポーツから最新のeスポーツまで幅広く親しまれています
野球は、2024年にソウルで「MLB開幕戦」が開催されたことや、韓国人選手のメジャー挑戦も人気の後押しをしています
韓国は世界的に見てもeスポーツが「本物のスポーツ」として公認されている先進国です
『League of Legends (LoL)』が圧倒的人気で、スター選手の「Faker(フェイカー)」は芸能人以上の知名度を誇ります
ゴルフは、日本以上に「ファッション」や「ステータス」として若者の間で大流行しています 夜間にプレーする「ナイトゴルフ」や、シミュレーションゴルフ(スクリーンゴルフ)の店舗が街中に溢れています
サッカーでは、イングランドのトッテナムで活躍するソン・フンミン選手は国民的英雄であり、彼の試合は深夜でも多くの韓国人が視聴します
国内リーグ(Kリーグ)も根強い人気があり、近年は特定のスター選手や地域密着型の応援で盛り上がりを見せています

ワールドカップへは今回含め11大会連続12回目の出場となります
FIFAランキング:22位(2025/11/19付) 22位(2025/10/17付)

【アジア予選】
アジア予選では、グループBに属し、6勝4分の無敗で本大会出場権を獲得しました

順位チーム得点失点勝点
韓国64020722
ヨルダン44216816
イラク4339915
オマーン32591411
パレスチナ244101310
6クウェート0557205
KORJORIRQOMNPSEKWT
韓国2-0
1-1
3-2
2-0
3-1
1-1
0-0
1-1
3-1
4-0
ヨルダン0-2
1-1
0-0
0-1
4-0
3-0
3-1
3-1
1-1
1-1
イラク2-3
0-2
0-0
1-0
1-0
1-0
1-0
1-2
0-0
2-2
オマーン1-3
1-1
0-4
0-3
0-1
0-1
1-0
1-1
4-0
1-0
パレスチナ0-0
1-1
1-3
1-3
0-1
2-1
0-1
1-1
2-2
2-0
クウェート1-3
0-4
1-1
1-1
0-0
2-2
0-4
0-1
2-2
0-2

【主力選手】
サッカー韓国代表チーム(通称:テグク戦士)は、欧州のビッグクラブで活躍する「ワールドクラス」の選手たちが中心となっています
ソン・フンミン Son Heung Min (アメリカ:ロサンゼルスFC) FW 1992/7/8生 183/77
 絶対的エース 長年トッテナムの象徴として活躍 決定力とスピードを誇り、韓国サッカー史上最高の選手
イ・ガンイン Lee Kang-in (フランス:パリ・サンジェルマン) MF 2001/2/19生 173/68
 攻撃の司令塔、チャンスメーカー 天才的なパスセンスとドリブル技術を持つ次世代のスター
ファン・ヒチャン Hwang Hee-Chan (イングランド:ウルブス) FW 1996/1/26生 177/77
  「韓国の雄牛」の異名を持つ突破力が武器 プレミアリーグで鍛えられた強靭なフィジカルで相手守備を切り裂く
キム・ミンジェ Kim Min-jae (ドイツ:バイエルン・ミュンヘン) DF 1996/11/15生 190/81
 守備の柱(センターバック) バイエルンで守備を統括 圧倒的な対人能力と足の速さを持ち、「アジア最高のディフェンダー」との呼び声が高い
ファン・インボム Hwang In-beom (オランダ:フェイエノールト) MF 1996/9/20生 177/70
 攻守のリンクマン スタミナ豊富で、高い戦術眼と正確なパスでゲームを組み立てる
ヤン・ミンヒョク Yang min-Hyuk (イングランド:ポーツマス FW 2006/4/16生 172/62
 2006年生まれの超新星 Kリーグから若くしてイングランドへ渡り、代表でも主力候補として期待されている
オ・セフン Oh Se-hun (日本:町田ゼルビア) FW 1999/1/15生 193/85
 Jリーグで活躍する大型ストライカー 前線のターゲットマンとして代表での存在感を高めています

チーム特徴・注目度・展望】
ソン・フンミン、イ・ガンイン、ファン・ヒチャンといった、欧州主要リーグで主力として活躍する選手たちの「個の能力」はアジア屈指 特にカウンターの鋭さや、一瞬の閃きで試合を決める力は世界レベルです
守備の要であるキム・ミンジェが後方を統括し、中盤ではファン・インボムがゲームを組み立てるという、非常に強固な「背骨」を持っています
「トゥホン(闘魂)」と呼ばれる伝統的な粘り強さと、フィジカルコンタクトを厭わない激しいプレーは健在で、近年は技術面も向上していますが、ベースにある勝負強さは依然として強みです
2025年に入り、従来の4バックだけでなく3バック(3-4-3)をテストするなど、相手に応じた戦術の幅を広げています
特にウイングバックを高く保つ攻撃的な姿勢が特徴です
「ソン・フンミン依存症」と長年指摘されている通り、特定の個人技に頼りすぎる場面が目立ち、彼らが不在だったり、徹底マークに遭ったりした際に攻撃の形が見えなくなることが最大の弱点です
ホン・ミョンボ監督に対しては、「戦術的なクリエイティビティに欠け、選手の能力任せ(放任主義に近い)」という批判が国内メディアからも噴出しています
特に引いた相手(格下)を崩す際のバリエーションが少なく、格下相手にドローに終わる試合も散見されます
主力の大半が欧州でプレーしているため、代表ウィーク中の長距離移動による「時差ボケ」や「疲労」がパフォーマンスに大きく影響し、控え選手との実力差も課題とされています
監督選任プロセスを巡る不透明さから、サッカー協会(KFA)や監督に対するファンの不信感が強く、チームが少しでも不調に陥ると非常に激しいバッシングが起こりやすいという「メンタル面での不安定要素」を抱えています
韓国の歴代最高成績は2002年日韓大会の4位ですが、自国開催以外では2010年南アフリカ大会と2022年カタール大会の「ベスト16」が最高です
今大会はチームの成熟度から、ベスト8以上への進出が国民やメディアから期待されています
ホン・ミョンボ監督は、まずはグループステージを確実に突破し、ベスト16以上へ進むことを当面の現実的な目標として掲げています

【備考】
韓国の食文化は「医食同源」の考えが根付いており、発酵食品や健康食材が豊富です
韓国海苔は、ごま油と塩の風味が特徴で、最近では、わさび味や明太子味などフレーバーの種類も増えています
キムチは、言わずと知れた国民食で、白菜だけでなく、大根(カクテキ)やキュウリなど数百種類あります
高麗人参(人参)は、世界的に有名な健康食材で、特に「紅参(ホンサム)」の根やエキスは、免疫力アップの贈り物として定番です
世界的なトレンドとなっている「韓国コスメ」は、品質の高さとコスパの良さで知られています
BTSやBLACKPINKなどのK-POPアーティスト、そしてNetflix等で世界配信される韓流ドラマは、もはや韓国を象徴する文化遺産です
伝統衣装である「韓服(ハンボク)」は、色鮮やかなデザインが特徴で、ソウル市内の古宮(景福宮など)周辺では、韓服を着て散策する体験が観光の定番です