【グループF チーム情報】
| ポット | チーム | WC出場 | FIFAランク 1/20付 | 予選成績 | チーム 紹介 |
| 1 | オランダ Netherlands | 2大会連続 12度目 | 7 | 欧州予選 グループG 6勝2分 | 出場国紹介 オランダ Netherlands |
| 2 | 日本 Japan | 8大会連続 8度目 | 19 | アジア予選 グループC 7勝2分1敗 | 出場国紹介 日本 Japan |
| 3 | チュニジア Tunisia | 3大会連続 7度目 | 47 | アフリカ予選 グループH 9勝1分 | 出場国紹介 チュニジア Tunisia |
| 4 | スウェーデン Sweden | 2大会ぶり 13度目 | 42 | 欧州予選 グループB 4位 0勝2分4敗 | 出場国紹介 スウェーデン Sweden |
【グループF 展望】
過去の成績ではオランダ、スウェーデンが圧倒していますが、日本にも十分チャンスあり チュニジアはやや苦しいか
オランダ
オランダ代表の目標は、悲願である「ワールドカップ初優勝」です
過去3度の準優勝(1974, 1978, 2010)を経験しているオランダにとって、優勝は国を挙げた長年の夢です
2022年大会でもベスト8に進出するなど、常に世界トップクラスの実力を維持しており、今大会でも最低限ベスト4以上、そしてその先の頂点を見据えています
ロナルド・クーマン監督のもと、「堅実な守備」と「ダイナミックな攻撃」のバランスが取れた非常に充実した状態にあります
伝統的なポゼッション(保持)スタイルをベースにしつつ、守備の安定感と素早い切り替えを重視した、より実利的なスタイルへと進化しています
フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)を筆頭に、ナタン・アケ(マンチェスター・シティ)など、世界最高峰のセンターバック陣を擁しているのが最大の強みです
タイアニ・ラインデルス(ACミラン)などの台頭により、中盤の構成力も向上しています
欧州予選では、ポーランドを抑えての通過でしたが、ポーランドとの直接対決は2戦とも1-1の引き分けに終わっています そのポーランドを3-2で破ったスウェーデンとはさほど差があるとは思えません
日本を含めたグループリーグは気を引き締めないと取りこぼす可能性もあります
2026年3月27日 ノルウェー戦2-1 勝利
エースのハーランドを擁する相手に先制を許したものの、主将ファン・ダイクのゴールで追いつき、
後半にラインデルスのゴールで逆転勝利を収めています
2026年3月31日 エクアドル戦1-1 引分け 開催地:オランダ
前半3分オランダがいきなり先制しますが、前半24分エクアドルPK同点に追いつき、後半は、オランダが猛攻を
しかけますが、エクアドルの堅固な守備を崩しきれず、そのままタイムアップを迎えました
オランダメディアからは「無意味なテストマッチ」「状態は嘆かわしい」といった厳しい批判が相次ぎました
日本
森保一監督率いる日本代表は、アジア最終予選を圧倒的な強さで突破し、世界で最も早く(開催国を除く)本大会出場を決めたチームとなりました
日本の明確な目標は、「新しい景色を、その先へ」、すなわち「ベスト8以上の進出」です
過去4回(2002, 2010, 2018, 2022)のベスト16進出という実績を塗り替え、日本サッカー史上初の準々決勝進出、そしてさらにその上のメダル獲得を視野に入れています
2022年大会でドイツやスペインを破った経験を糧に、格上の欧州・南米勢を相手に「偶然ではなく必然として勝つ」チーム作りを目指しています
初戦のオランダ戦が最大の山場となりますが、直近のイングランド戦での勝利により、チームの士気は非常に高い状態です
2010年大会 カメルーン戦1-0勝利 オランダ戦0-1敗戦 デンマーク戦3-1勝利 グループ2位
ラウンド16 パラグアイ戦0-0(PK3-5)敗戦
2014年大会 コートジボワール戦1-2敗戦 ギリシャ戦0-0引分け コロンビア戦1-4敗戦 グループ4位で敗退
2018年大会 コロンビア戦2-1勝利 セネガル戦2-2引分け ポーランド戦0-1敗戦 グループ2位
ラウンド16 ベルギー戦2-3敗戦
2022年大会 ドイツ戦2-1勝利 コスタリカ戦0-1敗戦 スペイン戦2-1勝利 グループ1位
ラウンド16 クロアチア戦1-1(PK1-3)敗戦
2026年3月 欧州の強豪を相手にしたアウェイ連戦で、素晴らしい結果を残しました
3月28日:対 スコットランド戦(アウェイ) 1 – 0 勝利
3月31日:対 イングランド戦(ウェンブリー) 1 – 0 勝利
チュニジア
アフリカ予選において「10試合無失点」という驚異的な守備力を見せ、アフリカ勢最速で本大会出場を決めました
チュニジアの悲願は、「史上初のグループステージ突破(ベスト32/決勝トーナメント進出)」です
グループF(オランダ、日本、スウェーデン、チュニジア)という非常に厳しい組に入り、現地のメディアでは「突破は極めて困難」という慎重な見方もありますが、2022年にフランスを破った自信を胸に、虎視眈々とジャイアントキリングを狙っています
2025年アフリカネイションズカップ(AFCON)での敗退を受け、サミ・トラベルシ監督が退任し、現在はサブリ・ラムシ監督(元フランス代表、かつてコートジボワールを指揮)のもと、新たな体制で再スタートを切っています
強固な守備に比べ、格上を相手にした際の得点力不足が課題とされており、親善試合を通じて攻撃のバリエーションを増やしている最中です
3月の2試合ではハイチ戦1-0で勝利、カナダ戦0-0で引分けと、「失点ゼロ」というチュニジアらしい結果を残しました
特にカナダ戦では、アウェイの地で相手の猛攻を凌ぎきり、守備の安定感を改めて証明しています
過去の大会ではいずれもエンジンのかかりが遅く、最終3戦目で必ず勝ち点をあげているのが特徴です
今大会は1戦目スウェーデン 2戦目日本 3戦目オランダ と対戦していきますので、初戦でいかに勝ち点をあげるかがポイントになりそうです
2018年大会 イングランド戦1-2敗戦 ベルギー戦2-5敗戦 パナマ戦2-1勝利 グループ3位
2022年大会 デンマーク戦0-0引分け オーストラリア戦0-1敗戦 フランス戦1-0勝利 グループ3位
前回王者のフランス相手に歴史的大金星
スウェーデン
欧州予選B組では1勝もできずに最下位に沈みました
個々の才能は欧州トップクラスでありながら、「戦術的な混迷」と「守備の崩壊」が重なったことが主な要因です
伝統的に堅守を誇ったスウェーデンですが、今予選では守備陣の連携不足が露呈し6試合で12失点を喫しました
特にラインを破られるパスへの対応や、セットプレーでの失点が目立ち、リードを守りきれない、あるいは一度のミスから崩れる場面が多く見られました
ネーションズリーグでの好成績による「救済措置」でプレーオフへの進出権を得て、プレーオフではウクライナ、ポーランドを下して本戦出場を果たしましたが、本大会に向けては守備の不安は払しょくできていません
出場した過去4大会ではきっちりとグループリーグを突破してきており、軽視できないチームではありますが、今大会に限っては予選を見たうえでの状況は厳しいものと思われます
1994年大会 カメルーン戦2-2引き分け ロシア戦3-1勝利 ブラジル戦1-1引き分け 1勝2分 グループ2位
ラウンド16 サウジアラビア戦3-1勝利 準々決勝 ルーマニア戦2-2(PK5-4)勝利
準決勝 ブラジル戦0-1敗戦 3位決定戦 ブルガリア戦4-0勝利
2002年大会 イングランド戦1-1引分け ナイジェリア戦2-1勝利 アルゼンチン戦1-1引分け グループ1位
ラウンド16 セネガル戦1-2敗戦
2006年大会 トリニダードトバコ戦0-0引分け パラグアイ戦1-0勝利 イングランド戦2-2引分け グループ2位
ラウンド16 ドイツ戦0-2敗戦
2018年大会 韓国戦1-0勝利 ドイツ戦1-2敗戦 メキシコ戦3-0勝利 グループ首位
ラウンド16 スイス戦1-0勝利 準々決勝 イングランド戦0-2敗戦
過去のワールドカップの成績
| チーム | 過去WC出場 (今回除く) | 通算成績 | 最高成績 |
| オランダ Netherlands | 11 | 30勝14分11敗 | 準優勝 (1974年、2010年) |
| 日本 Japan | 7 | 7勝6分12敗 | ベスト16 (2022年など4回) |
| チュニジア Tunisia | 6 | 3勝5分10敗 | グループステージ敗退 |
| スウェーデン Sweden | 12 | 19勝13分19敗 | 準優勝(1958年) 3位2回 4位1回 |
【グループF 順位予想】
1位:オランダ 2位:日本 3位:チュニジア 4位:スウェーデン
オランダ、スウェーデンの欧州強豪に日本が挑み、チュニジアがかき回すといった構図になりそう
全チームにチャンスがあり、決してどこも油断はできない
あえて言えばオランダ、日本がやや有利かなといった状況です
