【グループI チーム情報】
| ポット | チーム | WC出場 | FIFAランク 1/20付 | 予選成績 | チーム 紹介 |
| 1 | フランス France | 8大会連続 17度目 | 3 | 欧州予選 グループD 5勝1分 | 出場国紹介 フランスFrance |
| 2 | セネガル Senegal | 3大会連続 4度目 | 12 | アフリカ予選 グループB 7勝3分 | 出場国紹介 セネガルSenegal |
| 3 | ノルウェー Norway | 7大会ぶり 3度目 | 32 | 欧州予選 グループI 8戦全勝 | 出場国紹介 ノルウェーNorway |
| 4 | イラク Iraq | 10大会ぶり 2度目 | 58 | アジア予選 グループB 3位 4勝3分3敗 | 出場国紹介 イラクIraq |
【グループI 展望】
フランス、セネガル、ノルウェーの三つ巴 イラクは勝ち点とれるか
フランス
2022年カタール大会で惜しくも準優勝に終わったフランスにとって、2026年大会の目標は明確に「世界王者の奪還(優勝)」です
エースのキリアン・エムバペは、ブラジルのレジェンドであるカフーが持つ「3大会連続のW杯決勝進出」という記録に並ぶことを目指しています
現在のチームは「黄金世代」と呼ばれており、2018年優勝、2022年準優勝という実績を経て、その完成形を北米の地で見せつけることが期待されています
フランスの最大の強みは、「2つの強力なチームを組める」と言われるほどの層の厚さです
守備面では、ウィリアム・サリバやダヨ・ウパメカノなど、欧州ビッグクラブで主軸を担うセンターバックが揃っており、世界屈指の堅守を誇ります
中盤や前線では、オーレリアン・チュアメニやエドゥアルド・カマヴィンガといった若くエネルギッシュな才能が台頭し、世代交代もスムーズに進んでいます
2026年4月発表のランキングでは世界1位に返り咲いています
2026年3月の国際親善試合では、南米の強豪ブラジルに 2-1、コロンビアに 3-1 で勝利するなど、本大会に向けて死角のない強さを見せています
主力の多くがチャンピオンズリーグなどの過密日程を戦っており、本大会開幕時のコンディション調整が重要です
名実ともに「優勝候補の筆頭」として、盤石の体制でワールドカップ開幕を待っている状況と言えます
セネガル
セネガルにとって、2026年大会の目標は自国が2002年に記録したベスト8(準々決勝)を塗り替えること、そしてアフリカ勢としてさらなる高み(準決勝以上)を目指すことです
サディオ・マネ、カリドゥ・クリバリ、イドリッサ・ゲイといったベテラン勢にとって、この大会は代表キャリアの「ラストダンス」になる可能性が高く、最高の結果を求めています
セネガルはアフリカ予選を無敗で勝ち抜き、非常に安定した強さを維持しています
攻撃陣では、絶対的エースのサディオ・マネ(アル・ナスル)に加え、バイエルン・ミュンヘンに移籍したニコラス・ジャクソンや、イリマン・エンディアイエ(エヴァートン)など、得点能力の高い若手が揃っています
パプ・マタル・サール(トッテナム)が中盤の要として成長し、守備では経験豊富なクリバリと、若手のママドゥ・サール(ストラスブール)らが強固な壁を築いています
2026年3月の親善試合は、ペルーに 2-0、ガンビアに 3-1 で勝利しており、チームの士気は非常に高い状態です
2026年1月のアフリカ選手権でも準優勝(決勝でトラブルがあり実質は優勝)という結果を残しており、アフリカ大陸内では、モロッコと双璧のトップチームです
フィジカル能力の高さに加え、近年は戦術的な柔軟性が増しており、特に守備の安定感はアフリカ随一です
マネやクリバリといった精神的支柱が、過密日程の中で本大会時にピークを持ってこれるかが鍵を握ります
本大会初戦のフランス戦は、今大会のグループステージ最大の注目カードの一つで、2002年大会の開幕戦でフランスを破った「再現」を狙っています
ノルウェー
2026年ワールドカップ北米大会において、「今大会最大のダークホース」として注目を集めています
長年の予選敗退の歴史に終止符を打ったノルウェーの目標は、単なる「出場」にとどまりません
エルリング・ハーランドやマルティン・ウーデゴールといった世界最高峰のタレントを擁し、ノルウェー史上最強とも言われる現在のチームで、1994年や1998年の世代を超える結果(ベスト8以上)を狙っています
フランス、セネガルと同組という厳しいグループに入りましたが、ここで強豪を撃破し、世界にその実力を知らしめることが第一の目標です
エルリング・ハーランドは、26歳というストライカーとして最高の年齢で自身初のW杯に臨みます
欧州予選では7試合14ゴールという驚異的なペースで得点を量産し、イタリアをプレーオフへ追いやる原動力となりました
チームの心臓であるマルティン・ウーデゴールは、2026年2月に膝を負傷し、3月の代表ウィーク(オランダ戦、スイス戦)を欠場しました
4月現在、所属するアーセナルでの復帰が近づいており、代表のストーレ・ソルバッケン監督も「順調に回復している」とコメントしていますが、本大会までに100%の状態に戻せるかが、チームの運命を左右します
2026年3月27日 オランダ戦1-2敗戦 アウェー戦
ウーデゴール不在の影響で中盤の組み立てに苦戦し、前半に先制を許しました
後半、エルリング・ハーランドが圧倒的な個の力で同点ゴールを奪いましたが、終盤にオランダの猛攻を凌ぎきれず
勝ち越しを許し、惜敗しました
2026年3月31日 スイス戦0-0引分け ホーム戦
ハーランドがスタメンに復帰したものの、スイスの組織的な守備を崩しきれず、スコアレスドローに終わりました
2026年6月2日に北欧のライバル国スウェーデンとのテストマッチを予定していますので、要注目です
イラク
40年ぶりの出場となるイラクにとって、今大会は歴史を作るための舞台です
オーストラリア人のグラハム・アーノルド監督は、フランス、セネガル、ノルウェーと同組という極めて厳しい「死のグループ」に入ったことを認めつつも、「誰も思いつかないようなことをして、世界を驚かせたい」と野心的な目標を掲げています
1986年大会では3戦全敗に終わったため、まずはW杯での史上初の勝ち点獲得、そして決勝トーナメント進出という「歴史的快挙」を目指しています
かつてオーストラリア代表を率いたアーノルド監督のもと、組織的な守備と、空中戦を活かした効率的なカウンター攻撃がチームのスタイルとして定着しています
大陸間プレーオフのボリビア戦では、エースのアリ・アル・ハマディと、ベテランのアイメン・フセインが得点を挙げ、悲願を達成しました
欧州のクラブでプレーする帰化選手や若手と、国内組のベテランがうまく融合しており、特に粘り強い守備意識の高さがチームを支えています
相手チームに得点を与えず後半まで持ち込めば勝ち点を得るチャンスがあるでしょう
逆に早い時間帯で失点を喫すると大差で敗れてしまう危険も含んでいます
【グループI 順位予想】
1位:フランス 2位:セネガル 3位:ノルウェー 4位:イラク
フランス、セネガル、ノルウェーは紙一重の戦いになると思う
フランスといえども、油断はできない組合せ
この3チームは3位抜けもあるので、最終戦まで気が抜けない争いになるでしょう
イラクは勝ち点を取れるかどうか非常に厳しい
